哲学部
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ギリシア哲学は息を潜め、中世を生きのびる

古代ローマ帝国が3つの文化圏に解体していったのと同様、ギリシア哲学も3つの流れに分かれて、しばらくしてから合流し、またひとつの大きな川になる。新プラトン学派は西に、プラトンは東に、アリストテレスは南のアラブ人のあいだに生きのびた。そうして、中世に終わりに北イタリアで合流して、大きな川になる。そして、ルネサンスが始まった。古代文化が「再生」するのだ。古代ギリシア文化は長い中世を息をひそめて生きのびたのだ。

なお、中世の哲学者にとって、キリスト教は心理だった。問題は、その教えをひたすら信じるべきか、それとも理性はキリスト教の真理に近づく助けになるのか、ということだった。ギリシア哲学と聖書の教えの関係は? 聖書と理性に矛盾はないのか? 信仰と知識はひとつにまとめられるのだろうか? 中世の哲学はほとんどすべて、このひとつの問題に収斂する。この問題を知るには、アウグスティヌスとトマス・アクィナスという2人の哲学者を知るのが近道だ。



40代前半。この年になると仕事でも私生活でもいろいろ思うところがあり、思索にくれるうちに頭がこんぐらがってきたから、ブログに思いのたけをつづって、ついでに問題を整理しようと思ったのが、当サイト開設のきっかけ。だから全部、日記みたいなもの。
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